「人生を変えたければ、まず環境を変えろ」。よく聞く言葉ですが、引っ越しも転職も、そう簡単にはできませんよね。
でも、もし「移動するだけ」で思考がリセットされ、行動力が上がり、人生が動き出すとしたら?
長倉顕太さんの書籍『移動する人はうまくいく』は、まさに「場所を変えるだけで人生が変わる」という強力なメッセージが詰まった一冊です。
じぶん自身、「東京23区まで通勤できる郊外・家賃37,000円生活」を維持しながら、月1回の国内プチ旅行を続けています。読んでみると、本書の内容は「節約リッチ生活×FIRE×ゆる労働×ちょこ配生活」という、じぶんのライフスタイルに驚くほど重なっていました。
この記事では、本書の要点を紹介しつつ、それをじぶん式にアレンジした具体的な実践法を語ります。
結論:「移動」は最強の自己投資。しかも節約と両立できる
まず、本の基本情報と要点を表でまとめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 書名 | 移動する人はうまくいく |
| 著者 | 長倉顕太(編集者として累計1100万部を手がけた人物) |
| 出版 | 2024年4月・すばる舎 |
| 核心メッセージ | 「定住」「安定」から離れ、移動して環境を変えると人生が動き出す |
| 構成 | 全6章。最終章は「移動体質をつくる30のアクションプラン」 |
そして、この記事の結論はこうです。
移動の効果は「大移動」でなくても得られる。夜行バス・ポイント・宿3,000円の壁を駆使すれば、月1回の”人生メンテナンス旅”は節約生活と完全に両立する。
本書のエッセンスとじぶんの実践の対応関係は、ざっくりこうなります。
| 本書のメッセージ | じぶん式の実践 |
|---|---|
| 移動は思考のリセット装置 | 月1回の国内プチ旅行 |
| 移動中はインプット&アウトプットがはかどる | 夜行バス・鉄道でブログ構成やネタメモ |
| 移動体質をつくる小さな習慣 | 散歩・違う道・カフェ巡り |
| 住む場所も移動の対象 | 将来の住み替えも選択肢に |
それぞれ、詳しく見ていきます。
その1:本書の核「移動=思考のリセット装置」はじぶんの生活に完全一致
長倉さんのメッセージで特に印象的なのは、
「人は”移動”するだけで、勝手に変わり始める」
という考え方です。本書では「定住」や「安定」に留まり続けることの弊害が繰り返し指摘されます。同じ環境にいると、周囲から押しつけられた”キャラクター”に縛られ、自分らしい発想も行動もできなくなっていく──という指摘には、ドキッとさせられました。
| 固定された毎日 | 移動を挟む毎日 |
|---|---|
| 同じ家・同じ通勤路・同じ店・同じ人間関係 | 新しい景色・知らない街・初めての店 |
| 思考が固まり、感情も停滞する | 思考がゼロベースに戻る |
| 新しい発想が湧きにくい | アイデアと「やりたいこと」が湧く |
じぶんが月1回の国内旅行を続ける理由が、まさにこれです。
- 宿泊費の壁:3,000円以内
- 夜行バス
- マイル
- 鉄道系ポイント(JREポイントなど)
を組み合わせながら、節約しつつ“移動による意識の変化”を取り入れてきました。
本書のいう「移動が人生を変える構造」を、じぶんは節約FIRE生活の中で自然とやっていたことに、読みながら気づかされました。
その2:仕事×移動の掛け合わせ(本の事例をじぶん式にアレンジ)
本書の第2章は「なぜ、移動中はインプット&アウトプットがはかどるのか?」。移動と仕事の関係について、実践的な事例が紹介されています。じぶん式のアレンジと合わせて3つ紹介します。
① 長距離移動を”集中タイム”にする
新幹線・飛行機・夜行バスなどの移動時間を「企画・文章作成・読書」に充てるという習慣です。移動中は電話も来客もなく、適度な揺れと時間制限が集中力を高めてくれます。
じぶん式ではこんな感じです。
| 移動手段 | やること |
|---|---|
| 夜行バス | ただただぼーっとして思考をリセット |
| 鉄道 | ブログやYouTubeの構成案を書く |
| 飛行機 | 投資・節約ネタのメモ作成、読書 |
ポイントは、“移動中に何をするか”を事前に決めておくこと。インプット&アウトプットでもいいし、あえて「何も考えずリセットするだけ」でもいい。それだけで移動そのものが”学びの時間”に変わります。
これが続くと、旅行が「娯楽+成長のハイブリッド時間」になるのが本当に大きいです。
② 自宅以外で働く日を意図的に作る
本書には「自宅以外の場所で働くことで思考が変わる」という話があります。
じぶんの場合は、
- 新しいカフェで
- 公園のベンチで
- 登山中に
ブログのネタ出しや構成を考えることがあります。「家と職場の往復」に縛られない日は、しっかり”非日常のスイッチ”が入るんです。
小さな移動でも、頭がスッキリする・気分が変わる・アイデアが出る、という変化がちゃんと生まれます。
③ 将来的には”住む場所すら移動要素にする”という選択肢も
本書には「住む場所を変えることで人生が動く」という記述があります。著者自身、移動を重ねることで年収を上げ、人間関係を充実させてきたそうです。
じぶんも現在は「東京23区まで通勤できる郊外」に住んでいますが、今後は、
- 家賃相場の変化
- 働き方の変化
- 配当収入の増加
によって、住まいの選択肢が増えるかもしれません。
住む場所は“固定費の王様”。移動の自由と固定費の自由度を両立できれば、FIRE生活は一気にラクになります。
その3:行動の習慣化(本の事例+じぶん式アレンジ)
本書の最終章では「移動体質をつくる30のアクションプラン」として、日常でできる小さな移動習慣が紹介されています。特に共感したのはこの3つです。
| 本書の推奨習慣 | じぶん流の実践 |
|---|---|
| 30分だけでも外に出る | 散歩(1日5kmかつ12,000歩以上)でスイッチオン |
| 移動時間をSNSではなく本・音声教材に | 移動中の読書・ネタメモ |
| 毎日同じ時間に同じことをする | 朝の散歩をルーティン化 |
さらにじぶん流のアレンジとして、こんな工夫もしています。
- 買い物するときは“違う道”を通る
- カフェ巡りで作業場所を変える
- 散歩を歩数アプリ(課金)でポイント化してモチベUP
- 興味のある地域に「リサーチ散歩」に行く
旅行のような大移動でなくても、日常の”ミニ移動”がルーティンに風を通し、心を軽くしてくれます。移動体質は、家の近所からでも作れるんです。
その4:移動×節約リッチ生活の設計図(じぶん式)
「移動が大事なのはわかった。でもお金がかかるでしょ?」という人のために、じぶんの月1旅行の設計図を公開します。
| 費目 | じぶんのルール | 目安額 |
|---|---|---|
| 宿泊費 | 「3,000円の壁」を設定 | 〜3,000円 |
| 移動費 | ポイント・マイル・早割・夜行バスを駆使 | 5,000〜7,000円台 |
| 現地での楽しみ | お金がかからない体験を中心に | ほぼ0円〜 |
① 宿泊費の壁:3,000円
ゲストハウス、ネットカフェ、簡素なビジネスホテル。「快適の最低ライン」を自分で知っておくと、低コストでも十分楽しめます。高い宿に泊まらなくても、旅の満足度は移動そのものが作ってくれます。
② 移動費は”ポイント&夜行バス”で制する
- JREポイント
- マイル
- 早割
- 夜行バス
これらを組み合わせると、1回の移動が5,000〜7,000円台で成立します。夜行バスなら宿泊費も1泊分浮く。これが”節約リッチ旅行”の真骨頂です。
③ 現地での楽しみは”お金がかからない体験”
- 街歩き
- カフェ開拓
- その土地のスーパー巡り
- 朝の散歩
観光施設を巡らなくても、知らない街を歩くだけで発見の連続です。ご当地スーパーの棚を眺めるのは、下手な観光より面白い。本書のいう「移動=体験の拡張」という思想に、完璧に合う楽しみ方だと思っています。
まとめコラム:月1旅行は「人生のメンテナンス」
最後に、この記事のポイントをおさらいします。
- 『移動する人はうまくいく』は「環境を変えると人生が変わる」を説く一冊(2024年・すばる舎)
- じぶん式では、節約しながら月1旅行を続けることで実践
- 移動×学び×発信は相性抜群。移動時間は集中タイムになる
- 小さな移動(カフェ・違う道・散歩)でも効果は大きい
- 夜行バス・ポイント活用・宿3,000円の壁で節約リッチ旅は可能
- 住む場所という”固定費の王様”も、将来の移動対象になりうる
移動すると、心が広がり、思考がゼロベースに戻り、「もっとこんなふうに生きたい」が湧いてきます。
だからじぶんにとって月1旅行はただの趣味じゃなくて、人生のメンテナンスに近いものだと思っています。散歩や違う道を歩くだけの日も、小さなメンテナンスです。
これからも、節約しつつ、ポイントを駆使しつつ、新しい場所へ行き、新しい道を歩き、新しいアイデアと出会い続けたい。
移動は、人生を動かす。そんなことを教えてくれた一冊でした。
