NISA非課税の落とし穴|実は税金がかかる3つのケースをひよっせん式で徹底解説

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投資をはじめると、「NISAなら税金ゼロで運用できる!」という魅力に心が躍りますよね。
ひよっせんも最初は、非課税のインパクトにワクワクしていました✨

ところが、実際に運用すると
「え、なんで税金が引かれてるの?」
という場面に出会うことがあるんです。

理由を調べていくと、NISA=完全に税金ゼロ ではなく、
制度の仕組みや受取方法の設定によっては課税されてしまうケースがあることが分かりました。

この記事では、
ひよっせん自身が学んだ “NISA非課税の落とし穴3つ” を表とともに見やすく整理 していきます。

読み終わる頃には、
「もう損しない自信がついた!」
と言えるはずです☕✨


目次

落とし穴① 配当金の受取方法を間違えると非課税にならない📩

NISAで配当金を非課税にするには、
配当金の受け取り方法が「株式数比例配分方式」であることが絶対条件 です。

この設定が違うだけで、NISAなのに課税され続ける…という“あるある”が起きます。

配当受取方式の比較表(NISAで非課税になるのは1つだけ)

方式名概要NISA非課税?ひよっせんコメント
株式数比例配分方式証券会社の口座で受け取る方式◎ 非課税になるこれ一択でOK。迷わない方式
登録配当金受領方式銀行で受け取る方式✖ 適用されない昔の設定が残ってる人は注意!
配当金領収証方式郵便局で受け取る方式✖ 適用されないとにかく避けたい方式

👉 NISAユーザーは必ず「株式数比例配分方式」へ変更しておこう!
特に、昔銀行受取を設定した人は自動的に銀行受取になっていることがとても多いです。


落とし穴② 外国株の“10%源泉徴収”はNISAでも必ず引かれる🇺🇸

NISAで非課税になるのは 日本国内の税金(所得税+住民税)だけ
外国企業のある国での源泉徴収(米国株なら10%)は、NISAでも引かれます。

日本株 vs 米国株:配当課税の違い(NISA / 特定口座)

税区分日本株米国株(米国10%+日本20.315%)
NISA0%米国10%のみ(日本は0%)
特定口座20.315%実効税率28.28%

※米国株の税率が28.28%になる理由:
10%引かれた「90」に対して日本税20.315%がかかる〈段階課税〉だから。

100の配当を例に計算すると…

項目NISA特定口座
配当金100100
米国税10%▲10▲10
国内税20.315%0▲18.28(90×20.315%)
受取額9071.7

👉 NISAでは“10%だけ”で済むので、外国株の配当効率が大幅UP!
👉 ただしNISAでは外国税額控除を使えないため、10%は取り戻せません。


落とし穴③ NISAではなく特定・一般口座で買っていた📊

意外と多いのが、
「NISAで買ったつもりが、実は特定口座だった…」
というケース。

積立設定や再投資設定がNISA指定になっていないなど、操作ミスが原因のことも多いです。

口座区分別:課税タイミングの違い

口座区分売却益配当金特徴
NISA非課税非課税(※比例配分方式のみ)もっとも有利
特定口座(源泉あり)約20%課税20.315%(+外国税10%)申告不要でラク
特定口座(源泉なし)確定申告必要同上注意点多い
一般口座収支計算すべて自分で同上できれば避けたい

👉 月に1度「保有一覧」で“本当にNISA欄に入っているか”確認しておくと安心。


ひよっせん式まとめ📘✨

  • 配当金の受取設定を間違えると、NISAでも課税されてしまう
  • 外国株はNISAでも米国税10%が必ず引かれる
  • NISAで買ったつもりが特定・一般口座だったケースは意外と多い
  • 月1回の確認と、配当受取方式の見直しで“ムダな課税”はほぼゼロにできる

ひよっせん自身も最初にいろいろつまずいたけれど、
仕組みを理解してからは運用ストレスがだいぶ少なくなりました🐰💡

この記事を書いた人

月9万円で心地よく暮らす。
節約と高配当株のちょこ配で、一人暮らしをゆるっと楽しむライフを発信

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