今回は、隠居人リョウさんの
『月5万円で杵築市セミリタイア生活 ― 少ないモノとお金で、ラクに生きる方法』
から、ひよっせん自身の生活に役立つヒントをまとめます。
この記事では、特に前半部分の「生き方・働き方」に焦点を当てています。
リョウさんの暮らし:静かで淡々として、でも豊かに✨
リョウさんの生活サイクルはとてもシンプルで、静かで、無理がない。
特徴をまとめると以下の通りです。
- 年収90万円
- 冬の間だけ沖縄・南大東島の製糖工場で季節労働
- 月の生活費は約5万円
- 朝食は玄米・味噌汁・納豆・漬物の健康ルーティン
- 図書館で哲学書を読んだり、無料コンテンツを楽しむ
- 夕食は肉なしの野菜炒め
- 1日8時間睡眠
- HSP気質で、人と会うのは年数回ほどの距離感がちょうどいい
静かで落ち着いた生活の中で満足度が高い。
このバランス感覚が魅力に感じました。
「何もない日常」が幸せだと気づける理由🌱
リョウさんの価値観を形づくったのは、東日本大震災の経験。
ライフラインが止まり、「当たり前の日常」がいかに尊いかを強く実感されたとのこと。
- お風呂に入れる
- トイレが使える
- 食べ物がある
- 寝る場所がある
これらの“普通”が実は大きな幸せだと気づける視点は、ひよっせんにも深く共鳴しました。
季節労働+自由時間という働き方⏳
リョウさんの働き方はとてもユニーク。
- 12月中旬〜3月末の約100日だけ働く
- 沖縄の製糖工場で日勤
- 年収は約90万円
- 本州が真冬でも沖縄は20度前後で快適
- 春〜秋の長い期間はのんびり暮らす
働く時期が固まっているので、残りの期間がフリー。
これが精神的にも体力的にも負担が少なく、生活リズムも安定するのが特徴です。
大分県杵築市での生活コストの低さ🏡
リョウさんが暮らす杵築市は、家賃1万円台の物件が普通に存在します。
しかも、
- 風呂あり
- トイレあり
- フローリング
- “昔ながらの古い家”ではなく、普通のワンルーム
という条件でこの価格帯。
周囲にはドラッグストア・スーパー・コンビニもあり、
都市ほどではないにせよ生活の不便さは少なめ。
バスは少ないため、中心地〜駅の移動は工夫が必要ですが、
自転車でも何とか暮らせるレベルとのことです。
大原扁理さんとの比較で見えてくるもの🧘♂️✨
リョウさんと同じく「少ない収入で豊かに暮らす」代表例として、大原扁理さんがいます。
両者の特徴を比較すると──
| 項目 | 大原扁理さん | リョウさん |
|---|---|---|
| 年収 | 約90万円 | 約90万円 |
| 働き方 | 東京郊外で週2ヘルパー | 冬だけ沖縄で季節労働 |
| 住まい | 家賃2万円台 | 家賃1万円台 |
| 人との距離感 | ゆるい・無理しない | ほぼ接触なし |
| ライフスタイル | 通年ゆる働き | 集中して働き、その後のんびり |
どちらも「無理しない」を徹底している点が共通。
ただ、働き方のアプローチは対照的で、とても興味深いです。
ひよっせん式に取り入れたいポイント🐰💡
ひよっせんは現在、基礎生活費を 月9万円 に固定し、
「ミニマム+定額サブスク」の生活を実践しています。
そんなひよっせんが、リョウさんの生活から特に参考になった点は以下のとおり。
・健康的な食生活(玄米・味噌汁・野菜中心)
→ 食費を抑えつつ身体の調子も整う。
・睡眠時間を削らない生活リズム
→ 高コスパな“健康投資”。
・静かな環境・刺激の少ない暮らし
→通常の刺激はほどほど、必要な時は増やしていく距離感
・図書館や無料サービスの活用
→ 支出ゼロ〜低コストで満足度が高い。
・数ヶ月単位で働いて、残りを自由に使う生き方
→ 派遣・単発バイトとも相性がよく、今後の選択肢にしたい働き方。
また、杵築市のように家賃が安い街なら、
ひよっせんの「月9万円生活」は、より余裕が生まれます。
ただし、配当金通知書が届くタイミングや転送方法の問題など、
長期滞在の実践には工夫が必要だと感じました。
まとめ🌼
- リョウさんの生活は「月5万円」でも成り立つ、ミニマムで豊かな暮らし
- 沖縄の季節労働で年90万円を稼ぎ、残りは自由時間
- 杵築市は家賃1万円台の物件多数で、生活コストが圧倒的に低い
- 大原扁理さんとも比較しつつ、“働きすぎない生き方”の選択肢として非常に参考になる
- ひよっせん式では「月9万円+複数収入源」で再現可能な要素も多い
ひよっせんの独り言(コラム)🌿
月5万円生活の話を読むと、
“生きるためにそんなに多くを必要としていないのでは?”と改めて感じます。
静かで、健康的で、無理しない暮らし方。
数ヶ月働いて、あとはゆっくり。
自然体で、自分のペースを守りながら淡々と暮らす。
ひよっせん自身も、これからの生き方を考えるうえで、
“働く量より、どう生きたいかを基準にする”ことの大切さを感じました。
ミニマムで穏やかな生き方のヒントをくれる、とても良い本でした🐰✨

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